点灯基板Exは、複数の基板をひとつのグループ(最大10枚を1グループ)として接続することでLEDを同期して点灯することができます。 また、調光機能を設定することで個別に点灯時の明るさを調整することができます。
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LED点灯の同期
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ワンコイン基板は、複数の基板を同時に点灯開始してもしばらくすると点灯のタイミング(点滅やフラッシュのタイミング)が徐々にずれてきます。これは各ワンコイン基板がLEDの点灯タイミングを制御しているため、長い間点灯していると点灯のタイミングが徐々にずれてくるために起こります。 点灯基板Exは、通信用のケーブルを接続することで、点灯のタイミングを同期することができます。このため長い間点灯していてもLEDの点灯タイミングがずれることはありません。 例えば、空港のジオラマなどの滑走路の進入灯や、交差点での信号機など複数のLEDが同期して点灯する必要があるシチュエーションなどで使用できます。
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ワンコイン基板の場合
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点灯基板Exの場合
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ワンコイン基板
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点灯基板Ex
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LED点灯の調光
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点灯基板Exは、点灯時のLEDの明るさを設定することができます。ジオラマやスケールモデルへLEDを組み込んだ場合、スケールに対してLEDの明るさがオーバースケールと感じる場合など、明るさを調整したい場合に使用できます。 (並列や直列に接続された複数のLEDは、まとめて調光されます。)
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ステップ1 調光設定の準備
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ジャンパースイッチをオフにし、電源をオンにします。 このときLEDは点灯しません。
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ステップ2 調光設定開始
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ジャンパースイッチをオンにし続けてオフにします。このとき3つのLEDが点灯し、LED1だけが徐々に暗くなり最も暗くなると、次に最も明るくなり、また徐々に暗くなるを繰り返します。
LED1は、最も明るい→徐々に暗く→最も暗い→最も明るいを繰り返します。
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ステップ3 LED1の調光
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LED1が設定したい明るさになった時に、ジャンパースイッチをオンにします。オンにした時の明るさが点灯時の明るさになります。ジャンパースイッチをオフにすると、続いてLED2が徐々に暗くなります。
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ステップ4 LED2の調光
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LED2が設定したい明るさになった時に、ジャンパースイッチをオンにします。オンにした時の明るさが点灯時の明るさになります。ジャンパースイッチをオフにすると、続いてLED3が徐々に暗くなります。
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ステップ5
LED3の調光
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LED3が設定したい明るさになった時に、ジャンパースイッチをオンにします。オンにした時の明るさが点灯時の明るさになります。ジャンパースイッチをオフして設定は、完了です。
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ステップ6
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LED1から3が設定した明るさで順番に点灯されます。 この状態で、電源をオフにします。これでこの基板のLED1から3までの明るさが設定されました。通常の点灯を行うと設定された明るさで点灯されます。
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調光設定方法
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グループ接続方法
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グループとして接続するには、点灯基板ExのOUT,INをそれぞれ接続しループ状にします。最大で10枚まで1つのグループとして接続できます。グループのうち1枚だけ親となる点灯基板Exを選びその点灯基板Exのジャンパースイッチをオンに設定します。親以外の点灯基板Exのジャンパースイッチを全てオフにします。このようにすることで親の点灯基板Exが全ての子の点灯基板Exに対して点灯を制御します。
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電源の接続
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電源は、付属の電源ケーブルを使用して並列になるように接続します。点灯基板Exを複数接続しグループ化した場合は、安定的に電力を供給するために電池ケースを使用することをお勧めします。
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